建学の精神

得天下英才而教育之

天下の英才を得て之を教育す

これは学園の創立者である磯江潤が、孟子の「尽心章句上(君子に三楽あり)」の句の一節に感銘を受け、建学にあたり採用したものです。

磯江潤は、「英才」という言葉について「英才とは、いわゆる秀才にあらず。固き材木の材、社会、国家に有用の材をいう」と言っています。これは、例えば野や山などどこにでもある松や杉などの木が、将来成長して伐採されて材木となった後、建材として優れた力を発揮する重要な材木であるように、ひとたび本校の門をくぐった生徒一人ひとりの持つ才能・素質を、社会に出ていかんなく発揮できるよう、素直に開花させていくことを意味しています。
建学の精神である「英才教育」を実現するため、明治30年(1897)に京華尋常中学校が創立され、同34年(1901)に京華商業学校、同42年(1909)に京華高等女学校が設立されました。
学園3校は、磯江潤の中等教育に向けた高い志と熱い情熱を胸に、それぞれ男子教育、実業教育、女子教育を担う学校として、伝統と個性を引継ぎ発展させながら、ともに100年を超える歴史を歩んできました。何よりも6万人を超える卒業生たちの足跡が、名門京華の教育を物語っています。

校訓ネバー・ダイ

「目的・目標に向かってやりぬく意志と行動力」

京華学園は、建学の精神とともに校訓として「ネバー・ダイ」を掲げてきました。これは、目的・目標に向かって、やりぬく意志と行動力を示すと同時に、自分自身と闘い、打克つ精神力を意味しています。学校生活などで出会う困難な課題を克服する人間力向上の礎となり、京華生の合言葉になっています。

100年を超える星霜を経て受け継がれた「英才教育」と「ネバー・ダイ」の精神は、教職員・生徒一人ひとりに脈々と息づいています。