学校法人京華学園は、令和4年11月1日に創立125周年を迎えました。
創立者磯江潤先生は、「天下の英才を得て之を教育す」という孟子の言葉を建学の精神として掲げ、明治30年(1897年)に京華尋常中学校を創立しました。
これに続き明治34年(1901年)に京華商業学校、明治42年(1909年)には京華高等女子校が設立されました。
先生は、生徒一人ひとりのもつ資質と個性を開花させることこそが最高の幸せであるとして、男子教育、実業教育、女子教育それぞれに深い情熱を注がれました。
当時からグローバルな視野をもつ若者の育成を願い、卒業生に対して「必ず世界的人物となれ」と激励しました。京華三校はその精神を受け継ぎ、協力し合い、質の高い中等教育を目指して今日まで歩んできました。
この度、創立125周年記念新校舎建築事業として、5号館体育館、続いて新1号館校舎が完成し、三校が一つのキャンパスに集うことになりました。令和6年4月に、京華学園の「三校ワンキャンパス構想」が実現します。
学園三校はそれぞれの特色を堅持しながら、新たな交流の中で、多様な価値観(ダイバーシティ)に向き合い、新しい時代に活躍できる力強い人材の育成に努めていきます。